私のセブ留学。
今でこそ英語の留学先として注目され、学校を選べるようになった『セブ留学』。
私が初めてセブに留学したのは10年前の2005年。
当時は韓国資本の学校のみで、日本人の留学先は100%に近いほとんどが
現在も根強い人気のCPILSだったと思います。
(この頃から韓国資本のスパルタの学校などが少しずつ出来はじめていました。)
私が留学を決めたのはセブ留学のコストパフォーマンスの高さ。
当時は100分の授業が4コマ(うちマンツーマンが2または3コマとグループクラス)と
校内にあるドミトリー(シングルルームで温水シャワーとトイレ付き)、1日3食、
成田からセブまでの直行便往復チケットにお迎え付き・・・で
な・なんと約20万円でした∑(゚Д゚)
現在はカリキュラムや先生、サービス、など全体的な質も向上し、ペソも高くなっているので
多少お値段は上がっていると思います。
その当時でも私にとってはかなり満足度が高く、
「ドミトリーの部屋の青い壁がイヤ・馴染めない」という人も多かったのですが、
なんなら私はその青い壁が落ち着けて大好きでした☆〜(ゝ。∂)
その快適さに⇩⇩こんな写真までブログに載せていたくらいです⇩⇩
(画像ちっちゃ!コレしかなかった・・・)
当時の英語のレベルは?と言えば、
学生の頃の英語なんてすっかり忘れて(いや、そもそも苦手だった)
Yes,No, Thank you, Hello, Good morning などの
「はい・いいえ」「簡単な挨拶」くらい。
超・ド・初級でした∑(゚Д゚)
しかも非日常の毎日が楽しすぎて遊んでばかりで
「セブ留学」や「CPILS」の名に泥を塗ってないかと思えるくらい。。。(⌒-⌒; )
こんなに落ちこぼれな私でしたが、卒業式でスピーチをすることに!(◎_◎;)
(韓国人の卒業生全員が拒否したため担当の先生からも懇願され、どうしようもなく私と友人になった)
しかも当日言い渡され、午後一で卒業式という十分な準備の時間がない状況。
でも、ここはセブですよ。
みんな私が初級レベルだってことも、遊び呆けていたこともわかってますよ。
だったらいっそ楽しんでしまえ〜☆〜(ゝ。∂)
ということで、思いっきりスピーチしてみました( ´ ▽ ` )ノ
そしたらなんと、その時の卒業式の写真が学校のパンフレットやサイトで
使われるということに(笑)
いやいや、光栄です♪( ´▽`)
しかしながら、帰国してから「留学した」というのはあまりにも恥ずかしいレベル
だったことに加え、英語が話せたらもっといろんな人と理解しあえる!
と改めて思い、リベンジでもう一度セブ留学(CPILS)することに。
(学校や先生が悪いんじゃないですよ!自分が環境を活かさなかったのです)
そして、2回目の留学までに単語を覚えたり、文法の本を読んだりと
一見当たり前かと思われる準備ですが、前回出来ていなかったことをしました。
さらに2回目の留学はなるべく日本人とではなく外国人(この時は韓国人)と
普段からお話をするように心がけたところ・・・
格段に英会話力がアップしました( ´ ▽ ` )ノ
その後、2ヶ月のマルタ留学、1ヶ月のバンクーバー留学を経て現在に至ります。
英語を話す人からすると「まだまだ」というレベルだと思いますが、
セブで生活していく上で言葉ではそんなに困らないくらいです。
(最初があまりにもダメダメ過ぎたんですけどね)(⌒-⌒; )
さて、セブ留学において「英会話力の向上」はもちろん重要なポイントですが、
私の場合は自分の視野がパァ〜っと広がり、価値観も変わり、
いろいろ考えさせられるきっかけにもなりました。
ショッピングモールも増え、コンドミニアムもビルもバンバン建設される中、
こちらの光景は10年前も現在もほとんど変わりません。
小さなお店でお手伝いをしている子供達。
買いに来るローカルの人々のほとんどは貯金などがなく、その日暮らしで
お菓子や洗濯洗剤などを1回分単位で買っていきます。
タクシーに乗っていると、物乞いをするストリートチルドレンもいます。
彼らにとっては「パスポートをとって海外へ留学や旅行に出かける」
なんてことは皆無です。
貧困の現実、それでも笑顔でいる人たち。
モラル、レスポンシビリティとは何か。。。
向上心はどうやったら生まれるのか。。。
資本主義とは?政治とは?・・・etc。。。
様々なことを考えさせられると同時に、
日本人に生まれたことに感謝もしました。
そして今、マタニティライフ・出産・育児をセブで経験していて
セブの素敵な一面、日本との違いを感じています。
海外に出てみると、日本の良さや暮らしやすさ・そうではないところがわかりやすいです。
セブ留学を検討される方にお伝えしたいのは、
「英語」はもちろんですが、それ以外の部分も敏感に感じていくと
それこそ「人生を変える」きっかけになるのでは?ということです。
(私もこうしてセブに移住しましたし・・・( ´ ▽ ` )ノ)
「セブ留学」は1つの学校から「学校を選べる」時代になりました。
老舗の安定感のある学校から、校舎が近代的で快適な学校、美しいビーチに面した学校、
子供も一緒に学べる学校、ビジネスイングリッシュを得意とする学校、健康的で美味し
食事がある学校、オンライン英会話とリンクしている学校。
などなど個人の希望に沿ったところを選べるのです。
また、セブ留学はとっても敷居が低いので初級の人にもオススメです。
学校によってはお子さまからご年配まで幅広い年齢層の方がいます。
そして先生や日本では出会えなかった人とのさまざまな出会いもあります。
私はフィリピン人の先生の熱意に心を打たれ、
また出会ったバッチメイトとの思い出をかみしめながら、
留学を終え帰国する飛行機の中では成田に到着するまで号泣していました(爆)
まさにウルルン(⇦古い?)な体験です。
ちょっと興味を持っている、という方は気軽にチャレンジしてみてください♪
きっと忘れられない時を過ごすことが出来ますよ(^ー゜)
(あ、環境を活かすのはもちろん自分ですよ!)⇦ 教訓になった(⌒-⌒; )
*セブに関する様々な方のブログ記事はコチラにまとめられています♪
これでアナタもセブ島通( ´ ▽ ` )ノ